
愛犬が急に片足を浮かせてケンケン歩きをしらた飼い主である私たちとしては
とても心配になりますよね…
その代表的な原因のひとつが「膝蓋骨脱臼(パテラ)」です。
ここでは、パテラの基本・症状・原因・治療法、そして整体でできるサポートをまとめて解説します。
犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)とは?
膝蓋骨脱臼(パテラ)とは、膝のお皿(膝蓋骨)が正常な位置から外れてしまう関節疾患です。
犬の膝関節は溝の中にお皿がはまる仕組みになっていますが、
溝が浅かったり外からの力が加わることで外れてしまうことがあります。
犬のパテラに見られる症状
パテラは、症状が軽いことや普段は普通に歩いているため気づきにくい疾患です。
ですが、日常の仕草をよく観察すると「パテラかもしれないサイン」が見えてきます
ケンケン歩き(スキップのような動き)
- 散歩中に突然後ろ足を片方浮かせて数歩だけケンケンする
→その後すぐに普通に歩き出す
👉 一瞬の「びっこ」が繰り返されるのは典型的なパテラの症状です。
後ろ足をピンと伸ばす仕草
- 歩いたあとや遊んだあとに、後ろ足を後ろへグッと伸ばす
→膝蓋骨が外れた後、自分で「カチッ」とはめ直している可能性があります。
急に座り込む
- 歩行中に突然しゃがみ込んで動かなくなる
→痛みや違和感で足を使うのを一時的に避けているサインです。
ジャンプや階段を嫌がる
- ソファやベッドに飛び乗らなくなる
- 階段を上り下りしたがらない
→ 膝に負担がかかる動きを本能的に避ける行動です
歩き方がアンバランス
- 後ろ足の片方だけが内股(または外股)気味
- 腰を左右に振るような歩き方になる
→膝をかばって全身のバランスに影響が出ているケースもあります。
飼い主さんが見逃しやすいポイント
- 滑らない床やマットを検討で衝撃を和らげる
- ジャンプ防止のステップを設置
- 体重管理(肥満予防)で負担を減らす
- 無理のない毎日の散歩
(筋肉の維持や血流アップで関節の可動域を保ちやすくなります)
「日々の小さな習慣」が愛犬の関節を守る大きな力になります。
まとめ
犬のパテラは、特に小型犬に多く見られる関節疾患です。
整体は治療ではありませんが、筋肉を整えて外れにくくすることや、負担のかかる部分をケアすることで、
愛犬の生活の質を支えるサポートとなります。
私たち飼い主さんが「できる日常ケア」と「専門家によるケア」を組み合わせることで、
愛犬の健やかな歩みを守ってあげましょう。
愛犬の歩き方や姿勢に変化を感じたら、
それは体からのサインかもしれません。
年齢などによる足腰の弱りでバランスを崩すと、歩きにくさや体の負担につながります。
dogark犬の詩では、犬の整体によって
コリやハリを優しくほぐし、歩きやすい体へ整えるケアを行っています。
大阪近郊で整体をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

