犬の夏バテ対策|胃腸をいたわるごはんと控えたい食べ物

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夏は犬も胃腸が疲れやすく、食欲不振や下痢が起こりやすい季節です。
「最近、ごはんを残すことが増えた」「お腹の調子が不安定」
そんな愛犬の姿を目にする飼い主さんも多いのではないでしょうか?

年齢のせいかな?と思うこともありますが、実は 夏特有の胃腸疲れ が原因であることも少なくありません。

この記事では、犬の夏バテによる食欲不振や下痢などを防ぐための胃腸ケアについてご紹介します。


夏に犬の胃腸が疲れやすい理由

犬が疲れて寝ている画像

暑さで体力が落ちるだけでなく、胃腸の働きも弱まりやすいのが夏です。

  • 食欲不振が続く
  • 下痢や軟便になりやすい
  • ごはんを残す、食べるスピードが遅くなる

特に シニア犬や3歳までの若い犬 は、胃腸の変化が目立ちやすい傾向があります。
これは「季節による胃の疲れ」からくるサインということも多いのです。


犬の夏バテ予防|控えたい食べ物と習慣

アイスキャンディの画像

胃腸を守るために「体に良いものを与える」ことも大切ですが、
控えること がケアにつながる場合もあります。

水分の摂りすぎ

水分は大切ですが、一度にガブ飲みすると胃液が薄まり消化力が落ちます。
結果として、胃の不快感・食欲不振・むくみ・下痢につながります。
犬は人よりも水分代謝が得意ではないため注意が必要です。

甘いおやつ

人工的な甘みは胃腸の負担になります。
中医学では「甘いものは水分をため込みやすい」と考えられており、
取りすぎると胃に余分な水分が溜まり、消化不良につながります。

脂っこい食べ物

夏の弱った胃には重たく、消化に時間がかかります。
特にオヤツやドライフードに含まれる油分には注意しましょう。

冷たい食べ物

氷や冷やした果物は胃を冷やしすぎてしまいます。
その結果、血流が滞り消化機能が低下する原因にもなります。

夏は、水分をたくさん摂らせれば安心と思いがちですが、実はそれが胃腸を弱らせる原因にもなります。
大切なのは「こまめに少しずつ飲ませること」与え方を工夫するだけで、胃腸の負担は大きく変わります。

👉 ポイントは「絶対にNG」ではなく、“少し控える意識” を持つことです。


犬の夏バテ対策|胃にやさしいごはんと水分補給の工夫

水分補給は少しずつこまめに

水分の摂りすぎはNGですが、夏はこまめな水分補給が大切です。
飲まないときは、ヤギミルクや犬用スープを利用するのもおすすめです。

ごはんはスープ仕立てに

野菜は細かく刻んでやわらかく煮ると消化が助けられます。
白米を加えて一緒に煮込むと、胃腸にやさしく食欲も戻りやすくなります。

常温で与える

生肉や冷たい食べ物は避け、常温に近い状態で与えると胃に負担をかけません。
ちょっとした工夫で、愛犬の胃腸の負担はぐっと軽くなります。

飼い主の生活習慣も愛犬に影響する

犬の胃腸ケアを考えるとき、飼い主さん自身の生活習慣も大切です。
夏は冷たいジュースやアイス、油っこい食事が増えがちですが、
これらは飼い主さん自身の胃腸を疲れさせ、生活リズムの乱れにつながります。
犬は一緒に暮らす飼い主さんの状態を敏感に感じ取ります。
だからこそ「愛犬と一緒に胃をいたわる」意識が大切なのです。


まとめ|犬の夏バテと胃腸ケアのポイント

犬が安心して寝ている画像
  1. 夏は犬も胃腸が疲れやすく、食欲不振や下痢が増える
  2. 冷たい食べ物・甘いおやつ・脂っこいもの・水分の摂りすぎは控える
  3. スープ仕立てや常温のごはん、小まめな水分補給で胃を守る
  4. 飼い主も食生活を見直し、愛犬と一緒に胃腸をケアする

少しの工夫で、犬も人も一緒に健やかに夏を乗り切ることができます。
まだまだ続く暑さを、愛犬と一緒に元気に過ごしましょう。


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